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引越し業者に見積もりを依頼する際のポイントとは?

画像引越し業者を選ぶときには、まず候補となる業者に見積もりを依頼するのが定石です。その際はどのようなことに気をつければいいのか、今回は引越し業者に見積もりを依頼するときに押さえておきたいポイントをお教えします。

引越し業者の見積もり金額はどうやって算出される?

引越しの見積もり金額はどんな要素によって決められるのでしょうか。実際に引越しした際の内訳を見ると、引越し料金は、基準運賃+料金+実費+附帯サービス料という4つの項目で成り立っています。

「基準運賃」は国土交通省の運輸局がまとめた運賃表によって、上限と下限が設定されています。

時間制と距離制の2種類があり、距離制の場合は例えば「100kmを超え110kmまで」の距離を「1トン超え2トン車まで」のトラックで運ぶと、25,040円~37,560円となっています(近畿運輸局)。

その次の「料金」というのは各種割増料金のことで、土日祝日、深夜早朝、2月や3月の引越しシーズン中、階数が高くエレベーターがない場合などに適用されることがあります。
そして「実費」は梱包する場合にかかる費用、作業員の人件費、有料道路利用料などです。

最後に「附帯サービス料」はいわゆるオプション料金で、エアコンの取り外し・取り付け、ピアノ運搬、粗大ごみの処理などを依頼すると請求されます。

見積もりを依頼すると、この引越し料金に準じた形で金額が算出されます。簡単に整理すると荷物を運ぶ所要時間か移動距離、荷物量(トラックの積載量)、必要作業員数を基本として算出されます。その際、基準運賃の上限から下限の間のどの金額になるかは、引越し業者によって異なります。さらに割増料金やオプション料金も業者によって金額が異なり、これらで料金の差が出ます。

見積もりを依頼する前に用意しておくべき情報

見積もりはインターネットの一括見積もりサービスを利用する方法が便利です。または電話で見積もりを依頼します。どちらも、見積もりを行うときに必要となる情報は、以下のとおりです。

・引越し希望日と時間帯
・現住所と新居の住所
・荷物の量(ダンボールで何箱程度か、大きな家具や家電の種類)
・現住居と新居の建物のタイプ、階数、エレベーターの有無、間取り、住居の近くにトラックが入る道と駐車スペースがあるか
・附帯サービスの有無(梱包も依頼するか、エアコンの移動はあるかなど)

見積もり時のポイント

見積もりは電話で行う場合であっても、数社に依頼するのが基本です。その際、複数の業者の見積もりをとる「相見積もり」を行っていると伝えることで、値引きなどのサービスが受けられることがあります。ただ、見積もりを依頼してみて、極端に安い値段を表示してきた業者は作業が雑ということもあり得ます。

ネットで口コミ情報などをチェックしてみることも大切です。家具や住居の壁などに傷をつけられるといったトラブルはダメージが大きいので、なるべく避けたいところです。
また、見積もりはあくまで暫定的なものです。万全を期すならネットや電話で見積もりをとったあとに、訪問見積もりを依頼しましょう。

そのときも複数社の相見積もりにしたほうが、より適した業者を選べます。正確な料金を提示してもらえる上に、その場の交渉で割引やお得なサービスを受けられる可能性もあるでしょう。業者の人の態度や雰囲気も確かめられます。引越しシーズン中は引越し業者もスケジュールが詰まっているので十分な対応ができないということもありますが、オフシーズンであれば訪問見積もりには無料で積極的に応じる業者が多いでしょう。

引越しは、例えば都内から都内への3~4人家族の場合なら10万円近く費用がかかることもあります。けっして安いものではないので、できるだけコストパフォーマンスに優れた業者を選ぶようにしたいものです。そのためには、見積もりをしっかり行って複数の業者を比較検討することが欠かせないということを覚えておきましょう。

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